第5章

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「ハ…ル、駄目だよ。」 リクが心配している。 でも、今は聞けない。さっきとは違う、親の仇じゃない!リクを守るために、再びソードを構え斬りかかった。 「ハルキ!!」 名前を呼ばれ、力が漲る。 俺はヒトの『セカンド』だ。 ただのデカ物に負けるわけがない。 今までで一番速く走り、思い切りジャンプしてセカンドの懐に入る。 大声を張り上げながらソードをセカンドの心臓に突き刺し、胸に足をかけて思い切り引き抜いた。 血の雨が降る中、戦闘は終わった。
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