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「ハ…ル、駄目だよ。」
リクが心配している。
でも、今は聞けない。さっきとは違う、親の仇じゃない!リクを守るために、再びソードを構え斬りかかった。
「ハルキ!!」
名前を呼ばれ、力が漲る。
俺はヒトの『セカンド』だ。
ただのデカ物に負けるわけがない。
今までで一番速く走り、思い切りジャンプしてセカンドの懐に入る。
大声を張り上げながらソードをセカンドの心臓に突き刺し、胸に足をかけて思い切り引き抜いた。
血の雨が降る中、戦闘は終わった。
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