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一番左が弱く、一番右にはドクロマーク。 私の手は、自然とドクロマークのついているスイッチを押していた。 意識が朦朧とする中、キャミソールを脱ぎ、それを腰に回し、自分と柵とを結びつける。 決して、この電流が流れる柵から体を離さないために……。 「誰か……」 最期に、一筋の涙が流れた――。
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