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「んぅ………ふぁ………」
「れ~ちゃん。ねぇってば」
「春斗。零於寝てるんだ、起こすな」
「………起きてるんだけど」
俺が目を覚ますといつもの通り双子の兄、藤堂 春斗と弟の琉夏が目の前に居た。
「ごめんね~、れ~ちゃん」
「だ~か~ら！れ~ちゃんって呼ぶな！」
「いい歳してれ~ちゃんは恥ずかしいもんな」
「恥ずかしくねぇよ！」
いつもこんな感じだ。
だけど藤堂双子に再会してから俺の人生は変わった。
見た目は天然、中身はドＳの春斗。
見た目は怖いが中身は凄く優しい琉夏。
『で、僕(俺)と付き合ってくれるよね(な)？』
顔は同じで中身は全く違う、幼なじみの双子に交際を攻められています。
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