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クランザ「時間じゃ、しくじるでないぞ。」
忍耐強く深夜まで待ち、村人が寝静まったのを確認すればダークアイ越しにレリュークに作戦の開始をを伝え行動に移して
畜産で生計を立てるフレル村とトリステル村に着けばダークアイで連絡を取りつつお互い家畜小屋に着きほぼ同時に幻術を放ち
クランザ「ドリームカーニバル」
レリューク「夢は現実 現実は夢 見せよ惑わしのパラダイス ドリームカーニバル」
名前の通り夢が現実となり現実が夢になる幻術で、二人が数頭を残して外傷無しで家畜が死ぬのは夢と考えればその通りに目の前で起こり、幻術を解いてもそのままで後はアークデーモンに食わせ近くのウルフの仕業に見せて
レリューク「クランザ様、こちら終わりました。」
アークデーモンの食べる様を眺めながらダークアイにて同じようなことをしているだろうクランザへと報告を行い次の指示を待ち
クランザ「うむ、では最初の場所に移動するのじゃ。
ワシも、終わり次第そちらに向かうのでな。」
レリューク「承知しました。」
クランザの指示に頭を下げながら承諾し、あらかた終われば眠っている村人に気づかれないようにしながら村から去り、最初に到着した3つの村が見渡せる場所に向かい
クランザ「さて、わしも仕上げと行こうかのぉ~...ん?
何奴じゃ?」
レリュークとの会話が終わると同時にアークデーモンも粗方食べ終わっているのを確認してから居なくなろうとしたが物音がすれば入り口に振り返り、そこにたたずむ青年を布の間から見える瞳で睨み付けて
「あ...あぁ...あんたは、何者だよ...」
クランザ「わしはクランザ。ぬしは、何故こんな夜中にここにおる?」
クランザの異様さとその後の惨状に顔を青くし僅かに震えながらも何かを感じているのか怪しい人物に対して逃げずに話しかけて
クランザも青年から何かを感じたらしく攻撃はせずに警戒したまま青年の質問に答えるも寝ている村人に知らさせれたときに逃げるのが遅れないようにと先に家畜を食い荒らしていたアークデーモンを合流地点へと帰し、アークデーモンを見ても逃げない青年に興味がわき話しかけて
クランザ「青年よ、逃げぬのか?
大事な家畜が食い荒らされ犯人を見ているのだぞ?」
「...僕に...この村への恩なんて...無い。
それよりも、貴方たちは何者?
魔物には見えないけど人にも見えない。」
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