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青年の言葉に暫く黙っていたクランザだが、その沈黙の間に青年について思案してらしくゆっくりと口を開くと共に怪しく目を細めて
クランザ「そうか、ではぬしはこの村を我ら覇王様に連なる者に売る気はあるか?
もし、売るのであればそれなりの対価を渡そう。」
「覇王に売る...対価、例えば?」
クランザ「対価は、お主が欲しいものだ。
地位、金、名誉、女、力何でもだ。
お主の働きで与える対価は増える...どうじゃ?」
クランザの誘い言葉に考えるように視線を地面に落とす青年は、視線を地面に落としたまま対価の内容を聞き
その反応に見えない口元をニヤリと笑わせながらクランザは対価の内容を答えれば、その内容にゆっくりと顔をあげて了解するように青年は頷いて
クランザ「ふむ、では2、3日したらあらためてこの村に来る。
お主の最初の任務はこの村の村人が逃げ出さぬように監視すること...よいな?」
青年が頷いたのを確認してからゆっくりと青年へと近づき、すれ違い様に青年がやるべきことをつたえそのまま歩き去り闇へと消えて
「村人の監視...それだけで僕が生きれるならなんだってする。」
既に誰いなくなり動物の血の臭いが漂う家畜小屋の前でそう呟いてから自分が住まわせてもらっている村はずれのボロ小屋に向かって歩いていき
闇の中へ歩き去ったクランザはその足取りのままレリュークとの合流地点へと向かい、合流すればライクース村の方を見つめ
小麦畑を発見すれば幻術をつかい
クランザ「ビジョンカーテン ファイヤ」
畑と村人の家々を幻の幕で区切り、幻により村人にはいつも通りの畑にしか見えず
立て続けに火属性の基本魔法を放ち小麦畑を燃やしていき
その間に、 来たときと同じようにレリュークと共にデーモンウルフに股がり頃合いを見て幻術魔法をとき、炎に気づき慌てて消し始めた村人を暫し見つめてからダンジョンへと帰還し
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