新たな仲間

3/7
前へ
/21ページ
次へ
魔方陣の前まで来れば中央で横たわっている裸の少年へと近づきゆっくりとしゃがみガラハットが抱き上げて目覚めるのを待てば暫くすれば目を覚まし真紅の瞳でジッとガラハットを見つめて 「ん...んぅ?」 ガラハット「目が覚めたようだな。」 目を覚まし同じ色の瞳で見つめてくる幼い主人を見ながら言うも主人は裸なためどのようにして服を得ようかとクランザを見て案を求めて ガラハット「主の服をどうにかしたいが...」 クランザ「ふむ、ならば主にコアを使わせてはどうかの?」 ガラハットの視線を受けたクランザは、何か無いかと辺りを見てからダンジョンコアを見つけ主はダンジョンマスターだと言うことを思い出せばガラハットに振り返り、ダンジョンコアを指差しながら答える それを見た主人は、ガラハットの腕から抜け出せばコアへと近づき何を思ったのかコアに抱きついて 暫くすればコアから音声が聞こえてくれば最初は良かったもののいきなり不快和音が響き渡り、暫くすれば無機質な女性の声から抑揚のある男性の声に代わり 『マスター承認いたし、まし、た...ガガッ...マスター、止めて...くだs......。 ......陛下により、ダンジョンコアから覇王の迷宮核へと変化いたしました。 これより、消費対価をDPから魔力へと変化させます。 さらに、陛下への服をダンジョンコアの時に残っていたDPを使用して作成します。』 無機質な女性の声から変化した声が主人か触れてことによる変化を告げてから淡く輝けば真っ黒い水晶へと変わり さらに、その足元には主人の体格にあった服が置かれており、ガラハットがそれを拾いいまだに覇王の迷宮核へと変化したコアに抱きついている主人をコアから引き剥がし服を着せて 「ん...父上、ありがとう。」 ガラハット「ん?父上??」 服を着せ終えれば、主人からの礼に兜で見えない状態でありながらも微笑むが可笑しな発言に首をかしげてからクランザを"これは、どういう事だ。"と言うように見つめて その視線に、布で目以外見えないまま伝え忘れていたのか言い出しにくそうにしながら答えて
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

46人が本棚に入れています
本棚に追加