第1章

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イケメンはだいぶ近づいたところで足を止めまじまじと人の顔を見て聞こえるか聞こえないかくらいの声で呟いた 「随分と平凡ですねぇ…。」 は?(゜д゜)こいつ今なんていいやがりました? 平凡なんてもとから自覚済みですが? 聞こえないとでも思ってんのかこいつ 俺地獄耳だぞ? え?そんな設定聞いてないって? 今付けたんだよwwww 文句?そんな文句はこれ書いてる糞作者の脳天へダンクシュートでも決めてくださいw おっと、話が脱線してしまった くっ、言い返してやりたいところだがこいつに関わるとろくなことがなさそうだ そういえば姉貴に王道学園の話をしてもらったんだよなぁ えーと、なんだっけ? ・編入生や転校生の迎えは必ずと言っていい確率で生徒会副会長 ・2年の中頃転校生がくる ・なんかフラグ?がたったりイベント?があるとないってたな イベントが発生しそうな少し前に電話で知らせるとか言ってた気が ・転校生のクラスはイケメンホストみたいなやつで ・爽やかイケメンと教室で仲良くなり ・同室が一匹狼のイケメンだっけか? ・で、色んなイベントが起きて結局そいつらと生徒会みんなが転校生に惚れるとかなんとか… 考えただけでもおぞましい 転校生来ても関わらないでおこwwww 平凡は平凡に暮らしていきたいんだよwwww 転校生確か変装してるって言われたな。なんかもっさい鬘かぶって、どこで売ってんのそれwwwwwwってききたくなる瓶底のまる眼鏡だったかな? わかりやすすぎる特徴あざます! 関わることはまぁないだろ 絶対クラス違うだろうしな… しかも、姉貴の予想では転校生くんの2年の中頃だろ?余裕余裕w そんなことを考えていると肩をトントンっと叩かれて顔を上げると訝しげに俺の顔をイケメンがのぞき込んでいた
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