2話

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「戸田ー。戸田ー。」 「なんだ教室にいねーの?美咲も居ない・・てことは屋上か。」 俺は急いで階段を、駆け上がり屋上のドアを開けた。 「戸田ー!いるかー」 戸田と美咲はお弁当を食べていた。 「おっ、西くんどうだった?」 「一応来てくれるってさ。けどあの人恋愛興味無いんじゃねーの?誘うことはしたから後はお前次第」 「うんうん!ありがと感謝します」 「なら5分いや10分美咲と2人にしてくれ」 「はいはい、ごゆっくり!美咲あとで海行く日決めよーね」 静かにドアが閉まる。 「はぁー疲れた」 俺は美咲の膝をまくらにして寝そべった。 「3年のクラスってさデカイやつらばっかなの!俺も3年になったらあんな身長伸びるかなぁ」 「康太君は伸びるよ!スポーツしてるし大丈夫。お弁当食べないの?」 「んー。今は弁当より美咲が食べたい」 「ちゃんとお弁当食べなきゃダメだよ・・・」 「黙って・・・・」 美咲の唇をふさぐ。 「ん・・・ペロッ」 「卵焼きの味する。俺甘い卵焼き好き。」 「美咲の唇ってなんでこんなに柔らかいの?」 「しら・・・な・・いっ・・・はぁ苦しいっはぁ・・はぁ」 何度もキスをする。 「ちゃんと息して、キスはやめちゃダメ。美咲・・・美咲」 「はんっ・・・」 「補給完了。」 これ以上したら止まらなくなる 美咲の膝に再びまくらにし目を閉じる。 「ねぇ、海行くんだろ?戸田が美咲がビキニ着るって言ってたけど本当?ビキニなんか着て誰にみせたいの?ナンパされたいとか?」 「そんなつもりは・・・ただ麗子が一緒に着てって言うから」 「誰に見せたいの?」 美咲の頬が赤く染まる・・・ 「康太君だけに見て欲しい」 恥ずかしがる仕草が可愛くて仕方なくて、更にいじめたくなる。 「じゃあ行く前に俺だけに着て見せてね」 「えっっ、そん・・・な」 「俺だけに見て欲しいんでしょ?見てあげるから!楽しみだなぁ美咲のビキニ。これで部活も頑張れる。そろそろチャイム鳴るよ!教室に戻ろう」
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