1話

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後ろから抱きしめた。 「えっ、なん・・・で」 「静かに・・・バレるよ」 「ひやっ・・康太く・・・やっ」 首に吸い付く。そのまま舌で耳まで舐め上げ、動けないよう自分の脚を美咲の足の間に入れる。 「や・・・だ・・・あっ」 「そんな色っぽい声出しちゃダメだよ。我慢して・・・」 本棚に身体を押し付けたまま美咲をこちらに向かせる。 そのまま舌を美咲の唇までつたう。 「口開けて・・・」 美咲が顔を横に振る。 「抵抗出来ると思ってんの」 強引に舌をねじ込む。 「ん・・・はっん・・・」 「クチュ・・・」 舌が絡む音がいやらしく漏れる 「美咲、目閉じないで俺を見て」 美咲が俺を見ながらするキスが好き。だってこうしたら俺しか目に入らない。 手が制服のリボンを解く・・・ 「康太君ダメだよ。こんなとこでダメ」 やっと美咲の身体が震えてるのが分かった。 「ゴメン。怖かったよな」 優しく抱きしめる。 「も・・・すぐあんなキスするのヤダ」 「えっ、なんで」 「勉強出来なくなる」 「じゃあ勉強したあとだったらチューしていいの?」 「そんな事言ってない」 「じゃあ美咲からチューしてくれたら勉強する」 「なんで、そーなるの?」 「美咲は俺とチューしたくないの?」 「そんなこと無いよ」 「じゃあしたい?」 「人のいないとこ・・・なら」 「今人居ないよ」 「今はダメさっきしたから」 「あれは俺からしたんじゃん、美咲からして欲しい」 「しないとさっきの続きここでするよ」 「それは絶対ダメ!」 「大丈夫。俺もこんなとこで美咲を裸に出来ない」 「早く!早く!美咲からしてくれたらこのまま大人しく勉強する」 「約束だからね」 「目閉じて」 「わかった。はい!」 「・・・・チュッ」 スゲー嬉しい。好きな人からのキスってこんなに嬉しいんだ・・・ 「明日も図書室で勉強しよーな」 「絶対ダメ!!」 テスト勉強は当分出来そうにないな。。
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