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俺が謝るべきなんだろうか。
俺みたいなやつと恋人同士と間違えられて不快な気持ちにしてごめんっていった方がいいかな？でもなんかそれ言うの辛い。
なんて頭の中でグルグルしてたら菅くんがようやく口を開いた。
「えっと、なんつーか…」
口籠ってモゴモゴしている。すると次第に顔を赤くしていて俺はまたしても戸惑う。俺はもしかしたら菅くんの俺に対する思いを勘違いしていたのかも。
「気持ちわりいなんて思うわけねえよ。オレにとってお前は何よりも価値がある人間なんだ」
「…ファンなんだよね？」
「ああ、そりゃあ舞い上がるだろ。目の前に憧れの人がいるんだぞ？独り占めにしたいと思うだろ普通」
例えば目の前に俺の好きなアイドルがいてしかも同級生でって考えたら確かに興奮する。やべえ、本物が目の前にいるよ！ってなる。
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