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簡単に菅くんの話を纏めてみました。
菅くんのオタニートのお兄さんの部屋でたまたま俺の本が目に入って読んだら面白かったらしく、それからというもの俺のファンになったらしい。
備考を付け加えれば他にも色々読んではみたもののしっくりくるものはなく、俺の小説が一番好きなんだそうです。ミミ子を含め、俺のキャラが好きなんだそうです。
だからオールマイティなオタクというよりは寧ろ俺オタク?なのだそうだ。タヤマミツムオタクが目の前にいる。
ううっ、俺はそんな大層な人間じゃないんだぞ。
「なんつーか、やべえ。ずっと逢いたかったんだけど、こうして目の前にすると吐き気するくらいキンチョーする」
「あはは、ありがとう。こんなやつでがっかりさせたとかじゃないのなら俺はよかった」
「するわけねえよ。寧ろ今までのミツム先生に対する態度を思い出すだけで自分に腹が立つ」
ミツム先生って、なんか同級生にそんな呼び方されるとくすぐったいね。てか、なんか今までの菅くんの怖いイメージが払拭されていく。
可愛いな、菅くん。
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