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『こんにちは』
唐突に送られてきた、未登録のアドレスからのメール。
不審に思った矢先、同じアドレスからの新たなメールがくる。
『はじめまして』
誰だろう。身に覚えがない。そう思う間に新たなメールが送られてくる。
『ずっとあなたのことを、みていました。』
『あなたも僕をみていましたよね?』
『僕とあなたは運命で結ばれている。』
『白石愛美さん、僕、あなたのことが好きです。』
『ねえ、なんで返信してくれないんですか?』
『あなたのことなら何でも知っているんです。』
『あなたを理解してあげられます。』
次々送られてくるメール。
鳴り止まない着信音。
10分後にそれは百件にもなっていた。
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