第1章

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早く、安全な場所に!そう思った私は、早足で自宅に向かう。 しかし私は気付いてしまった。 後ろから聞こえる足音に。 コツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツ… どんどん近づく足音。その間にも着信音が鳴り続ける。 怖くて、怖くて、メールを開けない。 ………。 着信音が止まった。聞こえていた足音も止まった。
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