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昼休み、B子とA子のお通夜の話をしていると、思い出したようにお願いメールの話題があがった。
「そう言えばさ、A子からあのキモイメールが着てたんだけど、そっちには着てた？」
「うん、何か凄い剣幕でメールしろって言われて怖かったよ。そう言えば、焦ってメールしたからB子に送っちゃってゴメンね」
その言葉にB子は顔に疑問符を浮かべた。
鞄から携帯を取り出すとチェックを始める。
「いや、着てないよメール？ 宛先間違わなかった？ ほら、私携帯壊したじゃん」
そう言われて自分の送信ボックスを開く。
それを見て思わず声を漏らした。
「これ、B子の前のアドレスだった」
B子が携帯を壊したのはつい最近だ。
それを気にB子は携帯会社を替えたのを思い出す。
電話番号は変わらなかったが、メールアドレスは変わってしまったのだ。
「普段はラインしか使わないもんね。そう言えば何でメールなんだろ？」
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