第1章

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バタンっ 母が家を出ていく音が聞こえた。 「よし、これで2人きりだな…」 聞こえなかったことにしたいけど家庭教師の呟きが布団の外から聞こえた。 「おーい、いつまで毛布にくるまってんだよ。出て来い。」 「む、無理…」 なんとなんとビックリなことに 俺はイってしまっていたのだ。 なのでズボンやパンツ、服はベットベトな訳で… それをコイツに見られたくない。 「おいおい、早く出て来いよ。ちゃんと勉強教えなきゃ、俺が怒られんだよ」 は、はぁ?コイツっ! さっきまで俺にはしてた事 棚に上げやがって! ま、まぁとりあえず 「……………風呂入りたい。」 俺はとりあえずこのきたねぇ体を洗いたい。 「風呂ぉ?何?お前イったの?」 ぐおおお、コイツイラつく! だが、ここは認めなければ風呂には入れない。 「い、イったから。風呂入るから。お前はリビングにでも行っといて。」 俺は布団にくるまったまま家庭教師に言う。
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