Hydrangea'1

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「…おかしいよね。なんでだろう。外科とかだと思ってたんだけど…」 そこまでの深い理由は由奈にも分かっていないみたいだ。 「…でもきっと忙しいからそんなに関わらないはずだよね」 と、私が言うと。 「そうだよ。何も気にする事無いしね。今まで通り頑張ろう!」 由奈に肩を叩かれる。 …何考えてるんだろう、私。 しっかりしないと。 「頑張る。今日も頑張ろう!」 由奈に微笑んで、更衣室に入る。 テキパキと着替える。 「嘉音、明日私夜勤だから今日昼までだけど、嘉音1日頑張ってね」 「ありがとう。由奈も頑張ってね」 私たちはお互いに言葉を交わし、それぞれの持ち場へ向かった。
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