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「葉月」
繰り返し彼女の耳元で名を呼んで、自分を落ち着かせようと思っても潤んだ瞳があまりに煽るから。
もっともっと快楽を与えたくなる。
漏れ出す彼女の甘い声が、脳の痺れを伴ってこの身体までを疼かせる。
「はっ……あっ……ぶ……ちょっ」
溢れだした甘い蜜を淫靡な音と共に味わう俺の髪を、葉月の手が必死に掴んだ。
押し広げた彼女の脚の間から溺れる表情を見つめる。
すると彼女は顔を赤らめながらもまた俺を煽った。
「部長……もう……だめ……です」
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