第1章

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××ちゃん♪へ お元気ですか? 私はおかげさまで元気です。 『今までは家族と一緒に時を過ごしていました。』 あれから18年がたちましたね。 ちょうど3時間後に貴方に会いに行く事が出来ます。 ずっと楽しみにしてました。 久しぶりに会える事を嬉しく思います。 ○○○より ーーーーーーーーーーーーーーーーー はぁ、また迷惑メール? 「最近色んな所からくるんだよね~ もう、通知OFFにしよ~」 友達と遊びに来てるのにずっと鳴っていたケータイを見てうんざりしながら言うと 「それ、迷惑メールじゃないんじゃない?だって宛名書いているじゃん」 なんて、箱入りの世間知らずの友達がいうから 「えー、知り合いなわけないじゃん! 会う約束なんかしてないしね もしかして、何処かから情報が漏れたのかもっ!」 最近よく聞く個人情報の流出というやつかもしれない。 「えっ?何それっ?そんな事あるの?怖いね~」 つい、強気になって 「怖くなんかないよ~、だって良くあることだし。たまたま名前が当たったとか?あるかもだし、○○○なんて私知らないしー」 とか、言ってみたけど 住所とかがバレてたらやっぱり怖い。 まぁ、大丈夫か。 1時間前はそう考えてたけどさすがにメールが来るたびに 「ちょうど 時間後に貴方に会いに行く事が出来ます。」 の所の時間が少なくなってるから怖い。 やっぱり、住所が漏れていたのだろうか? あいにく私は1人暮らしだ。 こんな時に家に1人は辛いので小さい頃から知ってる幼馴染みに電話すると来てくれる事になった。 メールを見せて一部始終を話し終えた時にまたメールがきた。 「ちょうど30秒後にに貴方に会いに行く事が出来ます。」 あの一文がこうなってたので慌てて二人で窓を見ると、そこには、誰もいなかった。 拍子抜けしたと同時に安心したら 急に友達が 「その、○○○って中学同じクラスだったじゃん!あれっ?でもその子確か18年前に………」 中学…同じクラスの……○○○‥? 「まさかっ?!……でも、あの子……」 ブーブーブッー ーーーーーーーーーーーーーーーーー 後々、その時一緒にいた幼馴染みに話を聞くと そこで、その子の意識は途切れたらしい。 ○○○さんは昔その子のある言葉で*******たらしい。
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