第1章

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序 その時、玄関の鍵を開ける音がした。 きっとお袋だ! そう思った。 とりあえずお袋に全部話そう。 多少頭が変だと思われても構わない。 ちゃんと説明すればわかってくれるはずだ。 俺はテーブルに包丁を置き、お袋を出迎えるため玄関に行こうとした。 と、立ち上がると同時にスマホが鳴った。 どうやらメールのようだった。 こんな時に一体誰が? 俺は片手でスマホを操作しながら居間のドアノブに手をかけた。 そして。 メールを開いたら、恐怖が待っていた
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