第1章

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ホームに降りた所で携帯が震えた。 俺の帰宅時間に合わせて暖かい夕飯を用意しようと、いつしか定期便になった母からのメール。 タイトルはいつも『何時に帰る?』で本文は無し。 メールが苦手な彼女は、いつも必要最低限の文章しか送って来なかった。 いつもの様に返そうとしたが、今日のメールには、珍しく本文が有った。 『お父さんに暴露た。』 美しい継母からのメールに、俺は震え上がった。
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