第1章

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「すみません。 いまはお付き合いとかそうゆうの考えられなくて、、、」 真顔だった、久保田さんは。 笑って、 「だよな。急にごめん!」 と言って、普段通りに。 その後、日常会話をして、更衣室を出て行かれました。 まぁ、カラオケに行ってなくても、付き合うことはなかったけど。 歌の上手さって、私の中でかなり重要だな。 とこの時に思い知ったのである。 結局、なんだかその後、私が気まずくなってしまって、一ヵ月後に居酒屋は辞めてしまった。 その後、その居酒屋のメンバーとは一度も会うことはなかったから、久保田さんの歌声がいまでも健在なのかは、知らない。 と、カラオケの思い出と言えば、コレ。 私の中の、甘酸っぱい。 ではなく、ほろ苦い思い出。
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