第1章

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地元で何の変化もない日々を送っていたこともあり、何をしていても笑えた。 AVスカウトの一件も、今日じゃなく違う日だったら、笑い飛ばせず、ムッとしたかもしれない。 久々の東京、ナナとヨンとの再会。 気持ちが高揚していた私は、何をしても楽しくてしかたなかった。 霊感の子の話は残念だったけど、人間、良いとき、悪いとき、波があるものだと思う。 それが、体調だったり、メンタルだったり。 重なることもあるだろう。 地元に帰ってからは、私は完全にメンタルがやられた。 けど、精神面を鍛えるのは自分自身だということを学んだ。
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