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我々ハイツモ君タチ人間ニ虐ゲラレテキタ。
我々ハヤラレルバカリデハナイ。ソレヲ証明スル。
メールを読み終わった直後、カナブンが次々に窓に向かってぶつかってきた。
ぶつかった衝撃で気絶しているのかそれとも死んだのか判別できないが、カナブンが次々にベランダに落ち、積み重なっていく。
まさか窓ガラスを割ろうとしているのか。
いくら数がいようとも割れるはずがない。
そう思っていたが、予想に反して窓ガラスに少しずつヒビが入っていく。
「嘘だろ」
僕は恐怖で体を動かすことが出来なかった。
額から顎にかけて汗が流れる。
こうしている間にもピキピキと窓ガラスが割れていく音が頻繁に耳に届く。
どうして僕なんだ。虫なんて誰でも殺しているではないか。
そう思っているとまるで僕の心を見透かしているかのようにもう一度メールが届く。
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