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ケータイをいじって3時間が経過した時
玄関の鍵がカチャっと開く音がした
親は明日に帰ってくるはずだ・・・
誰だと思い、自分の部屋を出て玄関に向かった
そこで目にしたのは、
カバンから包丁を取り出して、ケラケラ笑っている
親友の姿だった
「ねぇ、メールの意味わかった?」
『・・・』
「その様子じゃ、わかってないみたいだね
ちゃんとヒント書いておいたのに・・・」
『あんなんでわかるかよ!!』
「遊び以外はパソコン触ってるくせにわからないとか・・・
ま、いいや、わかってなくても
じゃ、ばいばい♪」
『ちょっ、まっ・・・』
「あの世で、どんな意味かちゃんと考えるんだね」
グサッ
『なん・・・で、おま・・・えが・・・』
「は? 何?、まだ親友だと思ってたの?
バッカみたい」
と、そいつは私をとても冷徹で蔑む目で私を見て言った
そいつは私をしばらく見た後、
血まみれの格好で帰っていった
やばい目がかすんできた
私は・・・死んだ
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