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「どっかで見たことあると思ったら……!コイツ、あの三浦陽平じゃん」
「あ!?誰だよ、知らねーよ」
血相を変える男達に、銀髪男は面倒くさそうに返事をして陽平を睨み付ける。
だけど陽平は平然として、背が高いから銀髪男を上から見下ろしていた。
「いつまで触ってんだよ!」
銀髪男の目の前まで来た陽平は、その腕を掴んで簡単にあたしから引き剥がした。
そしてあっという間にねじ伏せて、男の体を壁に思いっきり打ち付ける。
「うぐっ」
ほんの一瞬の呆気ない光景に、その場にいた全員が唖然とする。
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