第一章

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回想 「誠、あんた明日から天草学園に転校しなさい」 俺の部屋で仁王立ちしている姉の詩帆 「...姉貴、とうとう頭がイカれたんだな...」 そんな姉貴を冷めた目で見ている俺こと桜陰誠(おういん まこと)。 「誰がイカレてるよ!その祖チン切り落とすわよ!」 「俺が祖チンなわけないだろ。取り敢えずなんで俺が転校なんてしないと行けないんだ?」 包丁片手に恐ろしい事を口走る姉に俺は慌てて話をそらした 「あ、そうだったわ。アソコ私達を可愛がってくれた后くんが経営してるのよ」 「后さんが!?あの人ってそんな金持ちだったか?」 「誠あなた馬鹿っだったのね」 話が出てきた后さんもとい千草后(ちぐさ こう) 俺が小学生の時から可愛がってくれた人だ 顔は誰もが振り返るほどイケメンだが中身は弄られやすいヘタレだ
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