第11章 戯れるミツバチ ①

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そして 答えを出す間もなく20時。 「やあ、ミツバチ」 和樹を乗せたリムジンがやってきた。 「僕、どうかな?」 拭いきれない恐怖心のおかげか。 今までで一番 気合いを入れて準備した。 「少しゴテゴテしてるな」 それでも和樹の眼差しも 「胸のチーフはいらない。髪ももう少し自然な感じに乱して」 いつにもまして厳しい気がする。
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