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中学を卒業するくらいに、 一番好きだった人にふられたから。 振られたと言っても、同性。 恋愛感情で、付き合っていたわけではない。 ただの、幼なじみ。 …そして、私は親友だと思っていた。 けれど、彼女は違ったようだった。 私のことは、嫌い。 なんで?…なんて、直接聞けなかった。 怖いから、手紙で聞いてみた。 …そしたら、昔っから、全て。 手紙を読んで、私は彼女にとって どうでもいい… 邪魔な存在だったようだ。 泣いた。 この世なんて、どうにでもなれと思った。 その子に裏切られた…というより、 捨てられたの方が正しいと思う。 捨てられたのも苦しかったし、 迷惑をかけていたことと、 それに気づけなかった自分が嫌になった。 人間不信になりかけた。
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