第2帖

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「そーなんだ!行く行く!」 と笑顔で言った後、くるっと向きを変えてアヤの方をみる。 「一緒に来て!お願い!」 「は?いかねーよ。告白に誰かを連れて行くって時点で失礼だ」 「それが一番後腐れないし、迫られたり襲われたりしないし」 こうなればどうしたって動かないことをアヤは知っている。 あぁもう…と言いながら自分の席に帰って行った。 「いいの?アヤと付き合ってるって思われちゃうかもよ?」 ハルちゃんのことだから、その辺は考えているだろうが、アヤの言うことも一理あると思った。
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