焦がれる想いに身を灼いて

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いつものように腕を伸ばす だけどそこには何もなくて 私の腕は空を切った まだ慣れないのね そう思うことで感じる あなたとの温度差 あなたのことを 忘れられない私と違って あなたはきっと 他の誰かと笑っている 日毎に現実から消えていく あなたの匂いや痕跡 それなのになぜかしら? 記憶の中のあなたは 日を追う毎に鮮やかになって 私の心を苦しめる いないと分かっているのに まだ私は与えられた現実を 直視できないまま 時を重ねることしかできない
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