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私と村雨君は総監室についた、私は深呼吸してから、ノックした。
総監:はい
返事を聞いてから、ゆっくり扉を開け、村雨君と中に入った。
栞:久しぶり、ちょっと聞きたい事があるの
中に入ると、部下がいたが、お父さんは下がらせた。
総監:久しぶりだな、秋彦君も久しぶりだな
私達をソファに案内し、父は座ってから私と一緒に来た、村雨君に声を掛けた。
村雨:お久しぶりです、突然すみません
村雨君の言葉に私は相変わらずだなと思った。
栞:ごめんね、実は・・・・・・・・
私と村雨君はゆっくり話し出した。父は話を聞いてくれた。
総監:そうか、あいつは出所してたのか
話を終えた所で父はため息をついた。
栞:お父さん、あの人を逮捕するとなったら、お父さんの職が
私は一番それを心配していた。横を見ると村雨君も少し下を向いた。
総監:心配するな、昔も職を失わなかったんだ
父は立ち上がり、総監室の窓から外を眺めた。
栞:でも・・・・・・
私も下を向き、両手で拳を握りしめた。
総監:心配するな、本当にあいつが犯人なら、逮捕してかなわない
父は力強く言った。私は返事が出来なかった。正直どうすべきか分からなかった。
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