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私と村雨君は、公園にきた。周りを見ると須田さん達も聞き込みをしていた。私達も聞き込みを始めた。
栞:すみません、ありがとうございます
あまり目撃者の情報もなく、途方にくれた。
栞:村雨君、被害者の病院行きたいんだけど
村雨:なぜだ?
聞き込みを中断して、村雨君は近づいてきた。
栞:みゆきちゃん、犯人の顔を見てるの
その言葉に頷き、私と村雨君は車に乗り込み病院に向かった。途中で自宅に戻った。
栞:ちょっと待ってて
それだけを言うと、車から降りて、カバンを持ち、家に入って行った。
栞:村雨君とは短い付き合いだったかな。
私は自室から、前に書いた退職届けを鞄に入れ、再び車に戻った。
栞:お待たせ、行こうか
私はゆっくり車を発進させ、病院に向かった。
栞:みゆきちゃんの所には1人で行くから、夏美さんの様子見ておいで
病院に着くと車から降りて、鞄を持ち村雨君に声を掛けた。
村雨:しかし
栞:大丈夫だからね
私はそれだけ言うと、村雨君の返事を聞かず、病院に入って行った。
栞:コンコン
私はノックをしてから、病室に入った。
みゆき:栞さん
中に入るとみゆきちゃんは本を読んでいた。
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