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私はベットの近くの椅子に座った。
栞:つらいかもしれないけど、犯人の顔写真みてほしいの
私は鞄の中から写真を取り出した。
みゆき:この人が犯人です
みゆきちゃんはしばらく写真を見て、間違いないと言った。
栞:そう、ありがとう、これで事件が解決に向かう
私はお礼を言ってから、写真を鞄に直し、携帯を出そうとした時、鞄から退職届けが落ちた。
栞:あっ
慌てて拾おうしたが、みゆきちゃんに止められた。
みゆき:栞さん、どういう事?
私は紙を慌てて鞄に直した。
栞:気にしないで、そろそろ行くね、犯人捕まえたらまた来るから
私はそれ以上は言わずに、病室を出た。
栞:はぁ、使わなくて済んでほしいな
私は玄関に向って歩いて行った。玄関に着くと、村雨君はまだ来ていなく、先に車に乗り、携帯を開くと父からメールが来ていた、内容はあいつの住所だった。
村雨:待たせたか?
しばらくすると、村雨君が駆け足で戻ってきた。
栞:大丈夫、お父さんからメールきた。
私は携帯を渡し、車を走らせた。
村雨:取り敢えず署にもどろう
栞:そのつもり
信号で停まった時、携帯を差し出してきたので、私はスーツのポケットに直した。
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