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私は一人で、神南総合病院にきた。みゆきちゃんの病室を探していると、涼子さんにあった。
涼子:あっ、栞さん
栞:涼子さん、みゆきちゃんの部屋は?
私は一度頭を下げてから、涼子さんに尋ねた。
涼子:◯◯号室です、今は落ち着いて、お母さんがついてます
栞:ありがとう
私は涼子さんの言葉に頷き、涼子さんと別れて病室に向かった。
栞:コンコン
私がノックをすると、中から課長が出てきた。
玲子:西堀さん、どうぞ
私は課長に一礼をしてから、病室にはいった。中ではみゆきちゃんが、落ち着いて眠っていた。
栞:高見さんから連絡貰いました。
課長はベットの近くの椅子に腰掛けて、みゆきちゃんの手を握った。
玲子:そうなの、私もびっくりして、捜査は?
栞:まだなんとも、でも高見さんの言葉で、ただの殺人未遂とは思えなくて。
私は少し後ろに立ち、課長に話をした。
栞:男性が怖いなら、婦女暴行も考えられます
私の言葉に課長は悲しそうに呟いた。
玲子:みゆき
私もうっすら、涙を浮かべた。
栞:課長と高見さんの怨恨の可能性が高いので、そちらの線で調査中です。また来ます。
私はもう一つ気になる事があり、課長との話もそこそこに、病室を後にした。
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