神南総合病院

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しばらくして舜は診察を終えた。 舜:少し不整脈が出てる 舜の言葉に私はやはりと思った。熱はないのに怠いのは不整脈の証拠だ。 栞:そう、じゃああの薬飲まないとね 私の言葉に舜は頷いた。 舜:どうする、点滴しておくか? 舜の言葉に私は左右に首を振った。捜査に戻る為だ、今は休んでる暇はない。 栞:捜査に戻らなきゃ 私の言葉に涼子さんは驚ろき、舜は呆れた表情だ。 舜:捜査もいいが、身体を大切にしろ 私は舜の言葉をうれしく思った。涼子さんは心配そうに問いかけてきた。 涼子:署の人は誰も知らないんですか? 栞:誰も知らないよ 私の言葉に、涼子さんは目を見開いた。 涼子:どうしてですか? 栞:余計な心配とか、気を使わせたくないからね 私の言葉に涼子さんは深い溜息をついた、舜も少し呆れているようだ。 舜:気持ちは分かるが、倒れたらどうしようもないぞ 舜の言葉に今度は私が溜息を吐いた。 栞:分かってる 私はゆっくり立ち上がった。そろそろ捜査に戻りたい。 舜:気をつけろよ、また来週の水曜はいつもの時間にな 私は舜の言葉に頷き、涼子さんを見た。 栞:このこと、安積さんには言わないでね 私はそれだけを言うと、部屋を出て、病院を出て車に乗り込んだ。
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