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車に乗り込み、携帯を開くと梓から連絡が来ていて、頼んでたものが出来たとのことだ。私は取り敢えず、梓に連絡を入れ、10分後に待ち合わせた。
栞:はぁ
もう一つは安積さんから着信が入っていたので、掛け直した。
栞:すみません、いままで病院にいたので、どうしましたか?
私は相手が出ると、まず理由を述べて謝った。
(電話)安積:そうか、聞きたい事がある、署に戻ってくれ。
栞:分かりました、半時間くらいで戻れると思います。
私は安積さんと、少しだけ話をしてから電話を切った。
私は一つ溜息を吐いてから、車を待ち合わせの場所に走らせた。
栞:梓っ
私が着くと、梓はすでに到着しており、横には西崎さんがいた。
梓:これ頼まれてた資料
私は梓から資料を受け取り、目を通した。
西崎:みゆきさんの事聞きました、高見さんも落ち込んでるので
西崎さんの言葉に私は頷いた。
栞:そう、みゆきちゃんなら大丈夫、この事件も必ず解決するから
私は2人を安心させるように笑いかけた。2人も少し迷いながら頷いた。
栞:ありがとう、そろそろ行かなきゃ、また連絡するね
私は2人にお礼を言ってからその場を離れ、署に戻った。
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