第1章

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てか闇黒龍でペロリって、これって歩の処(禁則事項です)を奪えって事なのか?もしそうなら選択肢を展開しているオレ自身に失望するぞ。 で、でも選択肢に逆らうわけにはいかない。 5.ペロリ。 際どい選択肢だがこれだ! 「歩、目を閉じろ」 「へっ?」 案の定歩はキョトンと首を傾げた。だがそれは一瞬の事ですぐに目を閉じる。 そしてオレは歩の耳をペロリと舐める。 「ひゃんっ!」 歩は快感に襲われたのか体をビクつかせた。 もしオレが歩なら同じ反応をするだろうからその気持ちは分からないでもない。 だがしかし!これはこれで、性欲に襲われて仕方がない。なので早くオレの上から退いて欲しい。 「歩、退いてくれ」 「う、うん……」 歩はオレの上から退いた。その時、オレは歩がパジャマを着ている事に気付く。 どうやら彼女も寝起きのようだ。 にしても、何でこんなこんな時間にオレを起こしたのだろうか? 「春秋君、デートしましょう」 なるほど、そういう事か。
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