女子会・大喜利

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「未だに見慣れない、  イケメンっぷりだもんね。  日々、鼻血もの!」 自他共に認めるメンクイの麻衣ちゃんが、 興奮も冷めやらぬテンションで食い付くから、 さらに笑いが広がった。 「あら、いいの? そんなこと言って。  慎くんのご機嫌、損ねるわよ?」 「いいんだよ。それはそれで。  その後のお仕置きが、  麻衣ちゃんのツボなんだもんね」 「きゃあああああああああっ」 漫画のように顔を赤らめて暴れるから、 私たちの突っ込みを、 自らすすんで認めているようなもの。 ただし、本人には自覚なし。 それが麻衣ちゃんの可愛いところで、 涼ちゃんと私に遊ばれちゃう所以だ。
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