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「しゃ、社長……」
「愛羅ちゃんは、社長って呼んでいるんだ。まだまだだねぇ」
「えっ?」
「むしろ、いやらしい感じがする」
「なんでっ!?」
慌てふためく愛羅を、皆で笑う。
「おいおい、そんなにからかわないでくれよ」
瀬乃山が愛羅の髪を撫でれば、清香と花蓮は薄目で見やる。
「うわぁ、見せ付けないでくれる? 本当あんた、鬱陶しい」
「社長、早くお肉焼いてください。特上カルビも頼んでいいですか?」
「好きにしろと言っているだろう」
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