プロローグ

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「おはよう、光。一緒に学校にいこうぜ!」 朝から嫌な連中に合っちまったな。俺に話しかけてきたこいつは山中信一で自称俺の親友をやっているらしい。 らしいというのは俺がこいつのことを知り合い程度にしか認識してないからだ。 「ちょっとあんた、信一が話しかけてんだからちゃんと返事しなさいよ」 「何様よ?態々信一が声をかけて差し上げてるのよ?」 「返事……する…常識」 「全く、いくら光さんでも無視は酷いんじゃない?」 上からツンデレ、何処かの一流企業社長のお嬢様、クーデレ、奴の義妹とハーレムを連れてるわけだ。 「チッ、そんなことより早く学校に行かないと不味いぜ?」 俺は事実を言い走り出した。後ろから待ってよ光なんて言ってる声は幻影に違いない。放課後は会わないように早く学校をでよう。 ラノベならここらで面倒なフラグになるだろうが現実じゃそんなことは起きないだろう。
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