五里霧中編_拾弐

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  キイテッ、と私は鏡を睨み付け、怒鳴る。 ・・・これは、これが私のケジメなんだ・・・ 分かった、と頷いた鏡に 私は浅い呼吸を繰り返し、気持ちを整える。 「そんな毎日を父方の祖父母が救ってくれました。 彼らは私に 愛すること、慈しむことの全てを教えてくれました。 私は、ようやく、生きることを許されました。」
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