五里霧中編_拾弐
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アレは彼の意趣返し。 私という憎しみを吐き出すためのオモチャを 奪った両親への最期で、最大の意趣返し・・・ 彼はとても最適な方法で彼の憎しみと怒りをぶつけた。 祖父母はそんな彼をサイゴまで心配し、案じていたというのに・・・ そして、私もやはり鬼子。 私は望んでいる。 彼の破滅を、彼の苦しみを・・・ ・・・・この胸にずっと秘めた憎しみと怒りを吐き出す機会を・・・
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