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教室に着くとあの子は自分の席に座り外を眺めていた。
オレ「よっ!話してってなに?」
オレはドキドキしながら問いかけた。
彼女はゆっくり立ち上がり、オレに近づきしゃべりだした。
彼女「あの~。質問があるの。」
オレ「なに?」
彼女「その~とても言いずらいんだけど。」
彼女恥ずかしいのかもじもじしてなかなか本題を言わない。
オレの心臓は破裂しそうなぐらいドキドキしていた。
彼女「はっきり言うね。」
そういうと長い沈黙のあと彼女はしゃべりだした。
彼女「いつも君の後ろにいるかっこいい男の子友達なの?友達なら紹介してほしいな。」
オレ「えっ?オレの友達の○○?」
彼女「違うよ。今もいるじゃない。君の後ろに。」
振り返るが誰もいない。
少し怖くなったオレは早く帰りたくてこう言った。
オレ「冗談はよしてくれよ。そんな友達知らないよ。話ってそれだけならオレ帰るよ。」
彼女「そっかあ。」
彼女は残念そうな顔をしてバックをとり教室を出ようとしたときオレとすれ違い様にこう言った。
彼女「このあとどうなっても知らないからね。」
彼女が教室を出たあと何か背中に寒気を感じた。
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