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警察署から、盗難届けを出していた雪子の軽自動車が見つかったと連絡があり、後日 確認に行くことになった。
「良かったー!」
電話を切って、再び着信が鳴った。
雪子が片思いをしている年下の男、大学生の冬樹だった。
急に雪子に会いたいとのこと。
雪子は、呼び出された公園に行った。
「冬樹!どうしたの、急に」
「俺、雪子がずっと好きだったんだ。俺たち付き合おう!」
と薔薇の花を手渡された。
「えー!」
雪子は冬樹の胸の中で叫んだ。
そのあとも、前に買っていた宝くじの一等が当たったりと、深夜の12時まで、雪子にとって幸運な出来事ばかりが続いた。
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