入学篇Ⅲ

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左手に持つのはオートマチック型…人差し指と親指の当たる銃身部にそれぞれにレバーが付いており奏の手にしっくりくるサイズだ 右手にはリボルバー型…奏の手よりほんの少し大きめに設計され中折れ式(トップブレイク)になっている 「軽く説明ね。まず左手のMDはオートマチックで実弾・『ウインドバレット』が撃てる仕様で、 人差し指側のレバーで弾の切り替え、親指側のレバーでセイフティ・セミオート・三点バースト・フルオートの切り替えが出来るよ。まぁ今回は実弾持ってきてないから後でね。 あっ、『ウインドバレット』の威力は厚さ1cmの鉄板を凹ませるぐらいに設定してあるから」 「うんうんなるほど……で、こっちは?」 オートマチック型をホルスターに収めリボルバー型の説明を求める奏 「そっちはシングルアクションの中折れ式で同じように実弾・『アイスバレット』が撃てる仕様だよ。 ただし弾の使い分けは実弾を込めた時は実弾、実弾を込めてない時は『アイスバレット』になってるのと『アイスバレット』の威力が『ウインドバレット』より強くしてあるから注意してね。 それとどっちもだけど強度がかなりあるから普通に鈍器としても使えるよ」
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