入学篇Ⅲ

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「…って、ちょっと二人共ー?だらしないなぁー…」 「いいじゃん、女の子しかいないんだし。 とゆうかちゃんと入っていいか確認しなよ」 勝手に入って来てそう言い出す奏に対し葵が答える 「ごめーんね?…って早苗ちゃんも着崩してるし…私も着崩すぞーッ!」 「何でですか…ってカーテン開けっ放し…閉めないと」 部屋に入るなり着崩し始めた早苗を見て着崩すとゆうよりも半脱ぎ状態になった奏に呆れる凪は、 開けっ放しであったカーテンを閉める 「あっ、カーテンありがとね凪ちゃん」 「いえいえ…それよりいつも通り課題を終わらせてから遊びましょうか」 凪はそう言い出しリビングにある二つのテーブルの内、 脚の低い方の前に座り課題をインプットしてあるホログラムディスプレイ装置とタッチ式ホログラムキーボード装置を起動させる 「はーい」 ーーー17:53ーーー 「…終わったー」 最後の課題を終えた早苗は間延びした声でそう言いながら伸びをする 「これで全員課題終わったね」 「それじゃぁ…遊びましょうか」
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