入学篇Ⅲ

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「あっ、ちょっと姫ちゃんストップ。大事な話思い出した」 課題を終え遊ぶ気だった葵を止める奏。 釣られて凪と早苗も一旦止まった 「ん?大事な話?………あぁ、アレね。 わかった、私の部屋に行こっか。あっ、凪ちゃんとさなさなは遊んでていいからね」 そう言って葵は奏の手を取って自室に入っていく 「…何の話だろ?」 「さぁ?でも知られたくない話でしょうから私達は遊んでいましょうか」 「…うん」 リビングに残された凪と早苗は、気になる気持ちを抑え凪の部屋に入っていった 「それで?発動途中の魔法を消したことだったっけ?」 「それとこの二機のMDことも追加で」 「うーん…(どうしよ、仲良くなったとはいえかなかなに素直に情報を教えるのもなぁ…でも話してあげるって言っちゃったし…)」 『(正直知り合って一ヶ月じゃ全然信用してないわよ。 私としてはMDのことだけ説明すればいいと思うけど…葵に任せるわ。)』 部屋に入り早速話に入った二人。ただ葵とガーちゃんは説明をするのを渋っていた
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