入学篇Ⅲ

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「アブソーブシステム…聞いたことないけど…」 「そりゃそうだよ、公表できないシステムだもん。 こんなモノ下手に公表してホイホイ使えるようになったら大変でしょ? まぁその二機のシステムは制限かけてるし、システムだって私ともう一人しか組めないから広まらないけどね」 才能がなくても使えるとゆうのはなかなか恐ろしいモノ、 魔法が普及している現在でそんなモノを使えばたちまち犯罪者の道具にされるだろう 「へぇー…で、制限って?」 「一日一回五秒間、底を合わせた時だけしか発動しないって制限。 制限は日を跨げばリセットされるから」 「吸収した魔力と魔法はどうなるの?」 「全て魔力って形でこの弾丸が装填されていればこれに蓄積、 されてなければ銃身から放出されるよ」 そう言いホローポイントの9mmパラベラム弾と.44マグナム弾の二種類の弾丸を見せる葵 「弾丸自体は広く流通してるやつだけどアブソーブシステム用に細工してあるから私に言えば補給してあげる。 とりあえず9パラは15発入りマガジンを20本、.44マグナムは90発渡しておくね」
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