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しばらくして、
『リング整備が終わりました。1-Cと1-Dの選手はリングに上がってください』
「…終わったみたい」
「それでは行きましょうか皆さん」
「さっ、とっととダンスなんて片付けよう」
「あぁそうだな。こんなとこでやられるわけにもいかないし」
リングに上がるなりCクラスの選手の内男女一人ずつがそう言い始める
「とゆうかアイツらSMD?ダンスのくせに生意気」
「どうせ見栄だろ」
残りの男女二人もそんなことを言う
「(随分見下すんですね、まだ一年で一クラスしか違いがないのに)」
「(…試合前に流暢に喋るのは三流のすること)」
「(ほら、そろそろ構えなよ)」
小声で会話する凪と早苗に葵は注意し、リング上の八人は戦闘態勢に入る
「ではこれより1-Cと1-Dによる選考会第二戦を始めます。
3…2…1…始めッ!」
リング外で審判の開始の合図が宣言されると同時、
Cクラスの四人から『アイスバレット』が放たれる
「(この程度の密度、奏さんの全方位射撃に比べれば…)ふッ!」
数は60、大きさはゴルフボール大の『アイスバレット』を鞭を使い器用に落とす凪
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