新人戦篇Ⅱ

7/13
前へ
/548ページ
次へ
時間は過ぎ、現在葵達はリング上に上がり相手を見据えている 「(んー…あの刀型、剣宮流のSMDだよね)」 『(えぇ、とゆうことはそれなりにデキル相手ね)』 一年学年主席の一世、その父逆刀が師範代を努める剣宮流剣術は突きを主流にした実戦的な剣術だ その為門下生として入るにも厳しいテスト…人を殺す覚悟、実力等を試される そして晴れて門下生になったものには剣宮流門下生として『加速』に『硬化』、風で刀身を薄くコーティングし切れ味を上げる『エッジアップ』の魔法式が組み込まれた刃渡り78cmと少し長めの刀型SMDを渡される そんな剣宮流SMDを持つ男子生徒を分析し終えた葵は後ろにいる三人に後ろ手に指を三本立てる 「(三本…とゆうことは)」 「(刀使いは姫ちゃんで…)」 「(…他は私達が相手)」 ハンドシグナルで指示を受けた三人。そして… 「ではこれより1-Bと1-Dによる選考会最終戦を始めます。 3…2…1…始めッ!」 1-Bとの戦闘が始まった
/548ページ

最初のコメントを投稿しよう!

84人が本棚に入れています
本棚に追加